今回はお金の話を2つ
・奨学金
・auのダブル定額スーパーライト
まずは奨学金の話
奨学金の貸与額が最も多いのは日本学生支援機構だそうです。貸与人数は122万人、貸与金額は9300億になっているそうです。ちなみに大学生の3割が奨学金を利用しているそうです。
日本のほとんどの奨学金団体は返済義務のある貸与型だそうです。
大量に貸与を行っていますが、若年層の失業率が上昇するなか延滞も少ないないそうです。そこで延滞対策として3ヶ月以上延滞するとブラックリストに載せられるそうです。記載されると社会的信用がない人扱いされ、クレジットカード、車、家などのローンが組めなくなるそうでう。
詳しくはwikipediaで<信用情報>
これから個人の信用情報はアメリカと同じ仕組みになるそうです。具体的にどうなるかというと、今の仕組みでは「どれくらいの年収と現金があるか」が重視されていますが、スコア化されてると「まじめに返済しているか」ということが年収より重視されるようになります。なので奨学金を3ヶ月滞納すると直ちにこのスコアが悪くなります。しかもその信用回復まで10年かかるとも言われています。3ヶ月の滞納が10年先まで影響するのはとても辛いですね。。
以前までは、失業中などの理由がある場合は奨学金の返済延期の申し出でができたみたいですが、現在はどうなっているかわかりません。さらに、本人が死亡した場合返済義務化その家族にはないそうです。しかしこれも旧日本育英会のときに言われていたこのなので今はどうなっているかわかりません。
「借りた金は返す」これは当然のことですが、しかし教育に関わるものはなんとかならないものか。
そもそも奨学金を借りる高校生にこうしたクレジットのリテラシーがあるのか。今の大学生ですらこのことを知っているいる人はほとんどいないと思います。
私も奨学金を借りているので最悪の人生を歩まないように気をつけたいです。
お勧め図書:火車 (新潮文庫)
次はauの「ダブル定額スーパーライト」の話
auからダブル定額スーパーライト(¥390)が発表されました。
個人的にはパケット通信は1000円も使わない程度なので乗り換えようかなと検討しましたがよく調べると、面白いことがわかりました。
コレがダブル定額スーパーライトの概略図です。
そしてこちらがダブル定額ライトの概略図です。
定額スーパーライトと定額ライトの違いは3点
1、1パケットの料金
2、基本料金
3、パケットの定額1のライン
1は1パケットあたりの料金
1パケット辺りの料金が定額ライトでは1パケット=0.084円でしたが
定額スーパーライトは1パケット=0.105円です。わずかな違いですがこれが積もればだいぶ変わってくることが後でわかると思います。
2は基本料金
定額ライトは12500パケットまでは1050円で利用できましたが、定額スーパーライトは3720パケットまでは390円で利用できます。導入料金が下がっているのでパケット数が少なくて当たり前だともいます。
メインの話は3。
定額ライトの定額①である12500パケットまで定額スーパーライトで利用するとこうなる。
12500-3720=8780(定額スーパーライトの定額①の上限パケット数と定額ライトの定額①の上限パケット数の差)
8780×0.105=921.9(12500パケットまで利用したときに390円+αで請求される料金)
なので実際は
390+921.9=1311.9円となる。
定額ライトの定額①の12500パケットまで利用した場合、約261円高くなる。
つまり定額スーパーライトの方が12500パケットで比較してみると超過分の料金が発生する仕組みなっている。そして定額スーパーライトは定額ライトより少ないパケット数で定額②に達し、4410円の定額料金に切り替わるという特徴を持っています。
なので、定額スーパーライトは一月のパケット数が10000パケット以下の人は得する。逆に、10000パケット以上52500パケットの人は定額ライトのほうが得をするということになります。